Huge statue of Mao Zedong stands in Tibet county(チベットに巨大毛沢東像立つ)

新華社通信 2006-04-17

(要約)毛沢東の地元湖南省の人々はこれまでチベットの発展のために2500万元を寄付してきた。そのためチベットの地元民は湖南省の人たちに感謝を示すために毛沢東像の建設を申し出てきた。1951年、毛沢東は平和裏にチベットを開放し、数千年続いてきた農奴制度を廃止した。今年は彼の死後35年にあたる。この像が到着した際、数千人の地元民が像を見るために集まり、建設作業員にカタをささげるものもいた。この像は耐震補強がされ、避雷針もつけられている。ゴンカル地方には雷も地震もほとんどないが、「万が一のためにそうしておきたいのです」。「これで、いつでも彼にカタをささげることができるわ。」

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Giant Mao statue erected in Tibet(チベットに巨大な毛沢東の像、建設)


BBC 4月17日

(要約)チベットでは初の毛沢東像、中国国内でも最大級のものがゴンカル地区に建設中、7月完成予定。湖南省の市民の寄付による建設で、チベット地元の共産党員は「毛主席への感謝を表すために、多くのチベット人が像を建設したほうが良いといっています」と語る。地元の反応は複雑だ。中国にとってチベットは何世紀も自国の領土であったが、チベット人の多くにとっては、中国は伝統文化や人権に全く配慮をしない占領国である。

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2005年国別人権報告書(抜粋)

中国の人権実績は、依然として不良であり、中国政府は深刻な人権侵害行為を続けた。中国政府の政策や見解に公に反対する者、あるいは政府に対する抗議を行う者は、政府や警備当局による嫌がらせ、拘留、および監禁の対象となった。社会秩序の混乱や、苦情への対策を求める抗議が大幅に増え、それらの行為が暴力によって抑圧された例もいくつかあった。司法制度の権限を強化し、警察や治安部隊の恣意的な権限を抑制しようとする主な措置は行き詰まった。メディアとインターネットに対する制限が続いた。少数民族、中でもウイグル人チベット人に対する抑圧が、衰えることなく継続した。新たな宗教規制が採用され、登録された宗教団体による一部の活動に対する法的保護が拡大されたが、無登録の宗教団体は引き続き抑圧され、法輪功の精神運動に対する抑圧も続いた。
http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-j20060407-50.html